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Diary : Sole / Lune / Terra / Caelum
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152: 橘シェリー(魔法少女ノ魔女裁判)
2026-01-25 03:40:51

SHERIE TACHIBANA
愛の前に膝を突く

 夢を見たんです。夢の中のシェリーちゃんは、どこまでも続く一面の草原に立っています。歩いても歩いても、景色は全く変わりません。地面をぶん殴ってみても、収穫はありません。なーんにもなくて、つまんない!あまりにも退屈で死にそうになったので、とりあえず寝っ転がってみることにしました。ほら、小説とかでよく見るでしょう?空を見上げて、わーきれい!みたいな!そんなありきたりな筋書きでもなぞって遊ぼうと思ったんですけど、そこにはただ空があるだけで、面白くありません。あるだけなんです。空があって、なんでそこにあるのかって言ったら、それは空だからで。空は上にあるからであって。
 やっぱりつまんないなあ、ってがっかりしていたらですね!なんと!なんと、そこにハンナさんが来たんですよ~!ハンナさんが私の顔を覗き込むんです。いつもみたいに呆れた表情で。そんなハンナさんを見て、私は――ハンナさんの髪の色って、きれいだなあって。陽の下だとこんなにきれいにきらきら輝いて見えるんだ!って、そう思って!自分の寝転んでいた草原を見渡して、またハンナさんを見て、ああ瞳の色が同じだって思って。それから、それから。

 これは夢の話ですけど~。でも実際たぶん私、ハンナさんに出会うまで、ずーっと色のない世界で生きてたんですね!意識とかしたことなかったから、真相が解明されてすっきりしました!だって、ハンナさんを一目見たときから、周りの景色が今までと全然違ってたんですもんっ!いや~すごいですね!これにはシェリーちゃんもびっくり!当たり前だと思ってました。色んなものをつまんないと感じる理由すら分からなくて。特に悩んでたりはしてなかったんですけど、じゃあ戻ってもいいかと聞かれるとそれは嫌ですし!……うん、そう。私、ハンナさんと出会う前には戻れません。

 虹の色は上から、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫。そんなことは昔から知っていました。だって本に書いてあったから!ミステリーだと結構虹の七色を前提にしたトリックとかもあったりして、ちゃんと覚えたんですよ~。名探偵の嗜みなのでっ。だから私は、虹も知っていて、色の順番も知っていて。完璧だって思っていたのに、まさか視覚的な『色』が世界に存在していたとは……驚き!
 ハンナさんと過ごした時間のこと、私ちゃんと全部覚えてます。全部忘れない。ハンナさんの色が好きです、ハンナさんがだいだいだーいすきです!ずっと一緒にいましょう。きっと二人ならなんだって出来ます。というか、なんだってします!ハンナさんを脅かすものも、悲しませるものも、全部私がばこーんですよっ。シェリーちゃんにお任せ☆ 

 そろそろ寝ようとしてたんですけど、溢れる気持ちが止まらないので一筆握ってみました!どうですか?嬉しいですか?これには翌朝起きたハンナさんが、感極まって「シェリーちゃん可愛い大好き、愛してる結婚して」と言いたくなってしまうこと間違いなし!えへへ~、ありがとうございます!しましょう!結婚!それも悪くないですよ!ハンナさんとなら、絶対!

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